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平成29年11月18日、来賓・会員合わせて28名の出席を得て、名古屋市千種区「ルブラ王山」で開催されました。冒頭の挨拶に立った藤墳富弥支部長は、設立以来5年を迎えた支部が会員同士の親睦を深めるという本来の趣旨を実現しつつあるとして、本年夏に会員のイニシアティブで行われた「白鳥(しろとり)踊り体験ツアー」を例にとりました。会務報告に続き承認された次期役員は下に別掲のとおりです。事務局が3人態勢となり機能が強化されるほか、ユニークな「ベルギー分局」が設けられました。
校長の橋本和紀先生が急用のため名古屋へ来られなくなったので、代わって同窓会副会長の森下表先生が創立60周年を迎えた母校の様子、後輩たちの頼もしい活躍ぶりを逐一報告しました。
親睦会中に6期生國澤英雄さんが「私がやってきたこと」と題して講演しました。東工大で博士号取得のあと、いくつかの大学で教授を歴任、現在は中国と日本の双方でホテルや病院の経営指導にあたる国澤さんが生涯のテーマとして掲げるのは、経営という活動に現れた人間性の探求とのこと。講演は2万年前アジアの各地から寄り集まった集団がやがて日本人の祖型となり、様々な文化的影響を自家薬籠中のものにしながら生み出してきた特性—これを奈良時代の天平文化、江戸時代の豪商三井の活動、現代のトヨタ自動車の経営等の具体例から解き明かそう、という雄大な構想に基づくものでした。
会の締めくくりは恒例の「学芸讃歌」斉唱。このあと席を改めての二次会では20数名がさらに歓を尽くしました |