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創立以来6年目を迎えた中部支部は去る11月17日、名古屋市内のホテル「ルブラ王山」を会場に本部会長西川博行さん、母校の橋本和紀校長先生ら高知からの来賓5名を迎え、平成30年度の総会・懇親会を催しました。はせ参じた同窓生は東は静岡、北は富山などから24名。開会挨拶で藤墳富弥支部長は、支部運営が若い世代の協力を得て次第に確かなものになりつつある、と喜ばし気に報告。本部会長の西川博行さんは愛媛支部に続いて高幡支部が結成されたことを伝えました。また「学芸の今」を語る中で橋本校長先生は、TBS系のテレビ番組「V6の愛なんだ2018」に学芸中・高が取り上げられた際、取材スタッフが「学芸の生徒は物おじしない積極性と同時に規律正しさを身につけている」と感心したというエピソードを紹介しました。
会計報告などのあとはいよいよ「地域医療の現場から」と題する講演会。講師は岐阜県北西部地域医療センター国保白鳥病院勤務医、味元宏道さん(14期)。岐阜大医学部を卒業ののち、山間の小京都人口4万の郡上(ぐじょう)市で外科医として活躍。高齢化と少子化がすさまじい勢いで進展する地域の変貌ぶりを身をもって知る一人として、これからの医療のあるべき姿をパワーポイントを使って具体的に示しました。定年退職後は介護活動に専念する、との覚悟ですでに介護ケアマネジャーの資格をも取得しているとのこと。郡上といえば山之内一豊公の妻千代の生誕地。また江戸時代初期に勃発した郡上一揆でも有名。夏のあいだ32日間にわたって催される郡上踊り・白鳥踊りには味元さんの肝いりで中部支部会員が家族連れで訪れるようになっています。
同窓会本部常任幹事野本裕之さんの音頭で乾杯。懇親会のはじまりです。歓談の席を撮影して回る森下表先生がホームページに載せる写真には、写っている人の名前ができるかぎり掲載されるはず。(もちろん、参会者全員の合意のもと)。各人が一分間ほどスピーチする「会員近況報告」では、これまで中部支部総会で何度も顔を合わせていながら、65年前は隣同士の家に住んでいたことが今回初めて判明した実話などが披露されました。
つないだ手を大きく振りながらの「学芸讃歌」斉唱。以前はなんだか気恥ずかしかったのですが、もはや何の衒いもありません。ああ、楽しい会だった! 来年もまた会えるかな? このあと参加者のほとんどは二次会へ向かうべく、夜の街に繰り出していきました。 |